本プロジェクトについて、目的

1873年、明治新政府がキリスト教を解禁してから多くの宣教師が来日しました。今日までの約150年間、来日宣教師のうち、約300人が日本語で著述し、約3000冊に上る日本語書籍を刊行しています。日本滞在の外国人に関して言えば、宣教師のように使命感に駆り立てられて、矢継ぎ早に日本語を用いて著述する「職業」はほかにないといえるでしょう。

本研究は、1860年代から21世紀までに来日した宣教師が日本語で刊行した作品群を検討し、これらの書物が果たした日本文化への貢献を総合的に解明することに努めるものです。

2018年4月
研究主宰者/郭 南燕(日本語文学者)